桜島よひとの参考人生
桜島よひと
人生の有益なインプットをすべてブログへアウトプットしています。
私の人生が誰かの人生の参考になれば幸いです。
県立千葉高校→千葉大学→東証一部上場企業勤務
高校・大学・アルバイト・仕事・恋愛・投資・お金・人間関係など人生に必要な有益な情報を発信します。

【実例あり】新入社員の残業はいつから始まる?新入社員の残業事情を徹底解説

当ページのリンクには広告が含まれています。

新入社員の残業はいつから始まる?

こんな疑問を解決します。

こんにちは!よひとです。

社会人になると定時を過ぎても残って業務をこなす「残業」があります。

年数を重ねると仕事を覚えて忙しくなり、残業が増える傾向があります。

では新入社員はいつから残業するようになるのでしょうか。

本記事では新入社員の残業について、実例をもとに詳しく解説します。

本記事の内容
  • 残業とは定時時間外に仕事をすること
  • 新入社員の残業開始時期は企業による
  • 新入社員の残業事情
  • 私が新入社員だった頃の残業時間
目次

残業とは定時時間外に仕事をすること

残業とは文字通り定時を過ぎても残って業務に取り組むことです。

私が会社員になって感じた残業の特徴は下記のつです。

  • 仕事が終わらないと残業になる
  • 残業をすると残業代がもらえる
  • 残業中は時給が上がる
  • 残業時間には上限がある
  • 土日祝の出勤は残業になる
  • 見なし残業制度の企業がある
  • サービス残業には要注意
  • 基本給が低いなら生活残業
  • 定時退社日は残業ができない

ひとつずつ詳しく解説します。

仕事が終わらないと残業になる

残業をする主な理由は仕事が終わらず定時で帰れないからです。

繁忙期などは仕事が多く、定時時間内に仕事が終わらない時期は残業が続きます。

残業が続くと帰りが遅くなり、帰宅後に夕食を食べたらすぐ寝るだけになります。

残業ばかりは疲れます。

残業をすると残業代がもらえる

残業をすると残業した分だけ、残業代が月給に上乗せされてもらえます。

残業代の大まかな計算は、基本給を時間で割って求められます。

頑張って残業した月の給料が残業代で増えているのは嬉しいです。

残業代が多く入る給料日は楽しみです。

残業中は時給が上がる

残業中の時給は基本給をもとに算出され、そこに割増係数がかけられます

割増係数は最低1.25倍で、企業によっては1.3倍の場合もあります。

そのため、昼休みを自主的に削って仕事するより、残業した方がお得です。

時給が上がるとやる気が出ます。

残業時間には上限がある

残業時間の上限は法律で決められており、月間と年間のそれぞれで上限があります。

原則は月の上限が45時間、年の上限が360時間なので、1日の平均残業時間は約2時間です。

毎日同じ時間残業するとは限らず、忙しいと残業が増え、暇だと残業は0になります。

特別な場合は上限が上がります。

土日祝の出勤は残業になる

土日祝を休日と定めた企業において、休日出勤は残業時間に加算されます

もし休日に8時間働いたとしたら、8時間が残業時間に追加されるイメージです。

休日出勤を繰り返すと残業時間をすぐに超えてしまうので要注意です。

休日出勤はさらに割増係数がかけられます。

見なし残業制度の企業がある

見なし残業制度では残業代が出ず、あらかじめ定額の残業代が給与に含まれています。

残業をしなかった月でも見なし残業代がもらえるのでお得です。

しかし、見なし残業制度のある企業は必ずと言っていいほど残業が多いです。

結果的に見なし残業で得になった例はあまり聞きません。

サービス残業には要注意

残業をしたのに残業代をもらえないサービス残業には要注意です。

会社側は残業代を支払わない方がお得ですが、法律的にはアウトです。

上司に逆らえなかったり上限を超えてしまったりすると、サービス残業になってしまいます。

サービス残業はひとつもメリットがありません。

基本給が低いなら生活残業

低い基本給で生活が苦しく、残業代を稼ぐために残業するのが生活残業です。

残業代をもらうためにわざと残業時間を作り出し、残業時間を増やします。

奨励はされませんが、事情によって生活残業が必要な社員もいます。

社会人になって生活残業という言葉を初めて知りました。

定時退社日は残業ができない

企業によっては毎週曜日を固定して定時退社日を設けていることがあります。

定時退社日は全社員が定時で帰宅し、残業ができません。

ブラック企業は定時退社日があっても名ばかりで、毎日残業があります。

残業ばかりだと定時退社日の存在を忘れます。

新入社員の残業開始時期は企業による

新入社員の残業が始まる時期は企業によってまちまちです。

しかし、大きな傾向としては下記のパターンに分けられます。

  • 入社1年目に全く残業がない企業もある
  • メーカー企業は工場実習から残業が始まる
  • ブラック企業は入社翌週から残業が始まる
  • 年度末の成果発表準備から残業が始まる
  • 入社2年目からバリバリ残業がある

ひとつずつ詳しく解説します。

入社1年目に全く残業がない企業もある

企業によっては入社1年目に全く残業がない場合もあります。

入社1年目に残業がないのは大企業に多く、時間をかけて社員を育てる意味合いです。

逆に残業をさせえもらえないので、仕事量に少々物足りなさを感じます。

残業がないと残業代がつきません。

メーカー企業は工場実習から残業が始まる

自社工場をもつメーカー企業の新入社員は工場研修から残業が始まります。

工場研修では作業員として生産ラインの仕事に取り組み、製品の理解が捗ります。

工場研修は激務であり、生産をストップできないので残業で対応します。

工場研修がつらくて辞める新入社員もいます。

ブラック企業は入社翌週から残業が始まる

残業で長時間労働が当たり前のブラック企業は、入社翌週から残業の可能性アリです。

そのような企業は見なし残業制度がある可能性が高く、さっそく残業が始まります。

周囲の友達は研修などで定時上がりなのに、自分だけ夜遅く残業なんてことも…

ブラック企業は入るもんじゃありません。

年度末の成果発表準備から残業が始まる

年度末に成果発表がある企業の新入社員は、その準備のために年度末から残業が始まります。

成果発表会とは?

入社して1年間で取り組んだ業務内容や習得した技術、今後の取組みについて資料にまとめ、上司の前で発表します。

通常の業務と並行して1年間の成果をまとめ上げるので、残業になりがちです。

初めての残業はつらく感じます。

入社2年目からバリバリ残業がある

1年目は残業を禁止している企業もあり。2年目からバリバリに残業が始まることもあります。

2年目になると教育係が外れ、一人で業務を担当したりプロジェクトに戦力として参加したりします。

そのため業務量が増えて忙しくなり、残業するのが当たり前になってくるかもしれません。

1年目の定時上がりが恋しくなります。

新入社員の残業事情

就職して年数が経つと業務量の増減により残業をするようになります。

しかし、新入社員のうちはいつから残業があるか決まっていません。

新入社員時代を経た私が感じた新入社員の残業事情は下記の通りです。

  • 入社1年目は残業が少ない
  • 1年目は残業が禁止の企業もある
  • 新入社員の残業は意味がなく推奨されない
  • 新入社員の残業量は教育係の先輩による

ひとつずつ詳しく解説します。

入社1年目は残業が少ない

一般的に入社1年目は仕事を任されることが少なく、残業が少ないです。

入社後数か月間は研修やオリエンテーションでほとんど毎日定時で帰れます。

研修が終わっても一人でできる仕事がないので、残業はほとんどありません。

残業がなかった時期が懐かしいです。

1年目は残業が禁止の企業もある

企業によっては入社1年目に残業するのを禁じていることがあります。

入社後すぐに残業漬けの毎日になり、耐えられずに辞める社員が出るのを防ぐためです。

残業してでも成長したいと感じる意欲があれば、2年目から頑張りましょう。

1年目は残業せず、初めての社会人生活を楽しみましょう。

新入社員の残業は意味がなく推奨されない

新入社員の残業は企業にとってメリットが少なく、上司からも推奨されません。

新入社員は経験や知識が乏しいので、一人で任せられる仕事が少ないです。

企業の利益につながらないのに、その新入社員に残業代を払う意味が企業にはありません。

残業正義の企業体質なら話は別です。

新入社員の残業量は教育係の先輩による

新入社員時代の残業の有無は、自分の教育担当を務める先輩の残業に対する考えによります。

残業の多さは企業体質や上司によりますが、新入社員の残業は教育担当の先輩の影響が大きいです。

  • 「新人のうちは残業をしてでも仕事を早く覚えろ」
  • 「新人で仕事をろくに覚えていないのに定時で帰るつもりか」

上記のように鬼のように厳しい先輩が教育担当であれば残業は増えます。

しかし、下記のようなおっとりとした優しい先輩ならば、残業は少ないでしょう。

  • 入社1年目くらいは定時で帰って自由に過ごしてほしい
  • 特にできる仕事も少ないから自分のペースで進めてほしい

どちらにせよ、新入社員の残業は自分で決められず、会社に左右されます。

年数が経てば自分の裁量で決められる余地が増えます。

私が新入社員だった頃の残業時間

私の入社1年目の残業時間は下記の通りです。

残業時間(h)
4月0
5月0
6月0.5
7月0
8月4.5
9月0
10月3.5
11月18.5
12月2
1月3.5
2月20.5
3月2

実際に入社1年目の残業について感じたことは下記の通りです。

  • 入社1年目はほとんど残業がなかった
  • 現場実習期間は残業を1日1時間した
  • 初めての残業代がもらえて嬉しかった
  • 成果発表会の準備で残業が少し増えた

ひとつずつ詳しく解説します。

入社1年目はほとんど残業がなかった

私が入社した企業では、入社1年目の社員はほとんど残業がありませんでした

入社して1か月は研修ばかりであり、その後も英語研修やフォロー研修などで定時で帰宅しました

他の同期も残業が少なく、よく同じ電車に乗って帰りました。

退勤後は同期とよく遊びに行きました。

現場実習期間は残業を1日1時間した

会社での研修が一通り終わると現場研修があり、1日1時間程度の残業がありました。

研修は2週間ほどだったので、その月の残業は20時間を超えませんでした。

初めて残業がほぼ毎日ある月となり、慣れていないので体力的にしんどかったです。

年数が経つと1時間の残業は余裕です。

初めての残業代がもらえて嬉しかった

残業をした翌月の給料日は残業代が入り、少し給料の金額が増えていて嬉しかったです。

入社当初は残業がなく、毎月同じ金額の給料が振り込まれていました。

残業をすると給料に残業代が加わって少し増えるので、いつもより多く貯金できました。

残業時の時給は割増なので少し高いです。

成果発表会の準備で残業が少し増えた

入社1年目が終わる頃、成果発表会の準備で残業が少し増えました。

連日残業になりましたが、初体験なので嫌ではなく、むしろ楽しかったです。

日本企業ではなぜか残業は偉いという風潮があるので、上司からも高評価でした。

外国では残業よりもプライベートの時間が重要です。

まとめ

本記事では新入社員の残業について解説しました。

新入社員の残業が始まる時期は企業によってまちまちです。

残業と聞くと悪いイメージをお持ちかもしれません。

しかし、残業が多かった月の給料は残業代が加わり、頑張ったなあと感じます。

サービス残業が当たり前であり、残業代がしっかり支払われない企業は要注意です。

初めての残業は苦しいかもしれませんが、いずれ慣れるので安心してください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

オススメ記事

目次