大学生の文系と理系の具体的な違いは?
そんな疑問を解決します!
こんにちは!よひと(@yohito_skrjm)です。
世の中の大学生はおおまかに文系と理系に分かれます。
文系と理系の選択は勉強内容だけでなく、大学生活や就職にまで影響します。
私は大学で文系と理系それぞれで100人以上の友達がいました。
そんな私が本記事で大学生の文系と理系の違いを解説します。
- 大学生の文系・理系とは?
- 大学生の文系と理系の違い
- 文系と理系で進路に迷ったときの選び方
- どっちでもいいなら理系がオススメ
大学生の文系・理系とは?
文系は主に国語や社会科目、理系は数学や理科科目を勉強します。
文系学部と理系学部の例は下記のとおりです。
文系の学部 | 理系の学部 |
---|---|
・経済学部 ・経営学部 ・法学部 ・文学部 ・国際学部 ・外国語学部 ・社会学部 ・教育学部 | ・工学部 ・理学部 ・医学部 ・歯学部 ・薬学部 ・看護学部 ・農学部 ・獣医学部 |
イメージとしては、文系は「人」を相手にし、理系は「物」を相手にします。
大学生の文系と理系の違い
同じ大学生でも、文系と理系ではどのような違いがあるのでしょうか。
大学生の文系と理系の違いは下記のとおりです。
- 男女比の違い
- 学生の性格の違い
- 授業の忙しさの違い
- テスト形式の違い
- ゼミと研究室の違い
- 大学院進学率の違い
- 就職活動の大変さの違い
ひとつずつ詳しく解説します。
男女比の違い
大学生の文系と理系の違いとして、学生の男女比の違いがあげられます。
- 文系は男女半々くらい
- 理系はほとんどが男子
文系は男女比が1:1に近いですが、理系は9割以上が男子、下手したら女子が一人もいない学科もあります。
私の理系学科は男:女=80:4でした。
学生の性格の違い
大学生の文系と理系の違いとして、学生の性格の違いがあげられます。
- 文系は明るくておしゃれ
- 理系は暗くて地味
文系は異性の目があることから、明るくておしゃれな学生が多いです。
反対に、理系は男子ばかりであることから、暗くて地味めな学生が多いです。
文理の思考傾向から違いが生まれるのかもしれません。
授業の忙しさの違い
大学生の文系と理系の違いとして、授業の忙しさの違いがあげられます。
- 文系は学年が上がるにつれて楽になる
- 理系は学年が上がるにつれて忙しくなる
文系は授業が比較的楽であり、4年次は授業が週に1日だけなんて学生も珍しくないです。
理系は授業が徐々に忙しくなり、3年次以降は実験や研究室で毎日大学に行きます。
理系はレポートで徹夜することも多いです。
テスト形式の違い
大学生の文系と理系の違いとして、テスト形式の違いがあげられます。
- 文系は論述や暗記中心
- 理系は計算中心
文系のテストは論述や暗記が中心であり、テストがなくレポート提出で終わることもあります。
理系のテストは計算中心で、複雑な数式や理論を勉強する必要があります。
文系も経済の授業では計算があることも。
ゼミと研究室の違い
大学生の文系と理系の違いとして、ゼミと研究室の違いがあげられます。
- 文系はゼミに所属する
- 理系は研究室に所属する
文系はたいてい3年次以降にゼミに所属し、週1回くらいの進捗報告があります。
理系はたいてい3年次以降に研究室に所属し、毎日のように研究します。
ゼミは楽しいイメージ、研究室は地獄のイメージです。
大学院進学率の違い
大学生の文系と理系の違いとして、大学院進学率の違いがあげられます。
- 文系はほとんど大学院に進学しない
- 理系は8割以上が大学院に進学する
文系学生のほとんどは大学院に進学せず4年次で就職し、院卒になると就職活動で不利です。
理系学生の8割以上は大学院に進学し、院卒のほうが就職活動で有利です。
詳しくは下記の記事で解説しています。
就職活動の大変さの違い
大学生の文系と理系の違いとして、就職活動の大変さの違いがあげられます。
- 文系はたくさんの会社を受ける
- 理系は5社程度で内定が出る
文系は専門性が薄いため、多くの会社にエントリーシートを出し、何回も面接を受けます。
理系は専門性があるため、専攻と関連のある企業から内定が出やすいです。
大学のランクにもよります。
文系と理系で進路に迷ったときの選び方
もし文系か理系かで進路に迷ったら、どのように決めればいいのでしょうか。
文系と理系で進路に迷ったときの選び方は下記のとおりです。
- 自分が興味のある学部で選ぶ
- 自分の得意な科目で選ぶ
- 送りたい大学生活で選ぶ
- 将来なりたい職種で選ぶ
ひとつずつ詳しく解説します。
自分が興味のある学部で選ぶ
文系と理系で進路に迷ったら、自分が興味のある学部で選ぶのも1つの基準です。
- 経済や経営、文学に興味があるなら文系
- 機械や化学、自然法則に興味があるなら理系
大学では専門科目を中心に学ぶので、自分が興味のある分野なら勉強も楽しくて続きやすいです。
合わないと拒絶反応が出ることもあります。
自分の得意な科目で選ぶ
文系と理系で進路に迷ったら、自分の得意な科目で選ぶのも1つの基準です。
- 論述や暗記が得意なら文系
- 計算やパソコンが得意なら理系
得意科目に沿う学部なら勉強内容も身につきやすく、スラスラと知識が頭に入ってきます。
得意を伸ばすほうが楽しいです。
送りたい大学生活で選ぶ
文系と理系で進路に迷ったら、送りたい大学生活で選ぶのも1つの基準です。
- 授業が暇でたくさん遊びたいなら文系
- たくさん勉強して知識を得たいなら理系
文系と理系で勉強の忙しさは差があるので、自分がどんな大学生活を送りたいかで決めるのアリです。
遊ぼうと思えば自分の裁量次第です。
将来なりたい職種で選ぶ
文系と理系で進路に迷ったら、将来なりたい職種で選ぶのも1つの基準です。
- 営業や事務になりたいなら文系
- 研究者やエンジニアになりたいなら理系
将来就く仕事は大学の専攻で大まかに決まり、そもそも専門の学部を卒業しないと就けない職種もあります。
なりたい職種がある人は調べておきましょう。
どっちでもいいなら理系がオススメ
文系と理系、どちらでもいいと考えているなら、とりあえず理系に進学するのがオススメです。
全体的な傾向では下記の点で、文系より理系の方が有利です。
- 就職活動の大変さ
- 身につく専門性
- 年収の高さ
文系は理系の職種に就きにくいですが、理系は文系の職種に比較的簡単に就くことができるのも魅力です。
本当に迷ったら理系がオススメです。
まとめ
本記事では大学生の文系と理系の違いについて解説しました。
同じ大学内でも文系学部か理系学部かによって、様々な違いがあります。
大学に入ってから後悔しないように、自分の文理の進路については十分に検討しましょう。
本記事が文系か理系か迷っている方のご参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。