長期出張の手当はいくらもらえる?
こんな疑問を解決します!
こんにちは!よひと(@yohito_skrjm)です。
一般に出張では手当がでますが、長期出張の手当はいくらもらえるのでしょうか。
私は1年間の長期出張に、2回行った経験があります。
そんな私が本記事で長期出張でもらえる手当について解説します。
実際にもらった手当の金額も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
長期出張とは?
長期出張とは長期にわたって普段の勤務地とは別の場所で仕事をすることです。
長期出張の特徴は下記のとおりです。
- 長期出張の明確な定義はない
- 長期出張と転勤は異なる
- 長期出張は手当が出ることが多い
- 長期出張の宿泊先はホテルやマンスリーマンション
ひとつずつ詳しく解説します。
長期出張の明確な定義はない
長期出張と通常の出張を区別する明確な定義はありません。
一般的には3か月以上の出張を長期出張と呼ぶ場合が多く、1年以上の長期出張もあります。
企業によっては、長期出張の期間を就業規則に明記している場合もあります。
長いと感じたら長期出張です。
長期出張と転勤は異なる
混同されがちですが、長期出張と転勤は明確に違います。
- 長期出張:所属や上司がかわらない
- 転勤 :異動であり所属や上司が変わる
長期出張は転勤とは違って一時的な遠征業務なので、元の家や住民票は変わりません。
出張の長いバージョンです。
長期出張は手当が出ることが多い
長期出張では下記のような手当が出ることが多く、手当を支給している企業は8割以上です。
- 出張日当
- 宿泊日当
- 移動手当
出張手当は出張中に発生する費用の補填や従業員への慰労を目的とし、平均は2,000~3,000円/日です。
もっと日当がもらえる企業もあります。
長期出張の宿泊先はホテルやマンスリーマンション
長期出張の宿泊先はビジネスホテルやマンスリーマンションが多いです。
長期出張者はホテル派とマンスリーマンション派に分かれ、それぞれのメリット・デメリットがあります。
費用の観点で言えば、ホテルよりマンスリーマンションのほうが安く抑えられる傾向にあります。
各人の好みによります。
長期出張でもらえる手当とは?
長期出張の手当とは、長期の出張にともなう費用の補填や社員の慰労を目的に支払われるお金です。
出張に行くと通常の業務とは環境が大きく変わり、下記のような負担が社員にかかります。
- 不規則な生活
- 不規則な食事
- その他の出費
出張に行くと何かと追加の費用が発生しやすく、ねぎらいの意味も込めて手当が支給されます。
手当があるから社員も出張を頑張れます。
長期出張の手当の種類と相場
長期出張では下記のような種類の手当があります。
- 出張手当
- 出張日当
- 宿泊手当
出張手当に法的な定義はなく、企業ごとに独自に設定されています。
手当の呼び方も企業によります。
産労総合研究所の調査によると、長期出張で支給される手当の相場は下記のとおりです。
- 部長クラス:2,900円/日
- 一般社員 :2,355円/日
役職によって支給額は異なり、管理職のほうが手当は大きい傾向にあります。
管理職が長期出張するのは珍しいです。
長期出張の手当は非課税でお得
長期出張でもらえる出張手当ですが、非課税なのが最大のメリットです。
出張手当について、就業規則や旅費規程に明記されていれば、非課税の収入となります。
手当の上限額に明確な制限はありませんが、妥当な金額であることが条件です。
非課税の収入ならば、下記のような税金や社会保険料がかからないので、丸々手元に残ります。
- 所得税
- 住民税
- 雇用保険
- 健康保険
- 厚生年金保険
もし手当で1か月に10万円もらったら、課税か非課税化で下記の差額があります。
- 課税の場合 :約8万円の手取り
- 非課税の場合:10万円の手取り
10万円/月の手当なら、課税の有無で2万円/月の差額が生まれるので、非課税の恩恵は大きいです。
非課税所得は最強です。
長期出張でもらえる手当の注意点
長期出張で手当をもらえると嬉しいですが、注意点もあります。
長期出張でもらえる手当の注意点は下記のとおりです。
- 一定期間が経過すると手当が減額になる
- 出張先で休暇中の手当は上司の承認次第
- ポイントなどは規則になければ自分のもの
ひとつずつ詳しく解説します。
一定期間が経過すると手当が減額になる
長期出張でもられる手当は、出張が始まって一定期間が経つと減額されるケースがあります。
出張手当は社員が慣れない環境で働くのに、雑費の補填や慰労を目的としています。
出張先に長期で滞在していれば、出張先にも慣れるとして、8割に減額する企業もあります。
1か月後からの減額が多いです。
出張先で休暇中の手当は上司の承認次第
長期出張でもらえる手当の注意点として、出張先で休んだ日の手当は、上司の承認によります。
通常の出張なら休みや有給を避けますが、長期出張なら現地で休む日もあります。
長期出張中に休みがあっても、
- 会社指示で現地に滞在している
- 休日の居場所がが拘束される
のような理由から、手当はもらえるはずです。
しかし、会社全体の認識や上司の承認の具合で、休日の手当が出ない企業もあります。
上司や会社の考え方次第です。
ポイントなどは規則になければ自分のもの
長期出張中の支払いで付加されたポイントは、支払者のものになります。
会社の規則にポイントについて明記がある場合は別ですが、ポイントに言及する企業は少ないです。
長期出張でホテルを自分で予約すれば、1か月でかなりの額のポイントがもらえてお得です。
政府の支援ポイントは禁止でした。
長期出張で実際に私がもらった手当
私が長期出張に行ったとき、実際にもらえた手当は下記のとおりです。
- 日当(4,500円/日)
-
- ご飯代として支給
- 1,500円/食×3(朝昼晩)=4,500円/日
- 条件はご飯の時間に出張しているか(長期出張なので全該当)
- 宿泊日当(1,500円/日)
-
- ホテルやアパートに宿泊したときの手当
- 条件は出張中に宿泊したか
結局、長期出張中の1日の手当は6,000円なので、
- 6,000円/日×30日=18万円/月
- 18万円/月×12か月=216万円/年
もの手当が長期出張でもらえました。
しかも、出張手当は非課税なので、約40万円/年も税金が引かれずお得でした。
長期出張でかなり貯金が貯まりました。
まとめ
本記事では長期出張でもらえる日当について解説しました。
長期出張では手当が支給される企業が多く、非課税なので税金が引かれずお得です。
手当については企業ごとにルールが異なるので、就業規則などをよく確認してみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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