新入社員はいつまで?
こんな疑問を解決します。
こんにちは!よひと(@yohito_skrjm)です。
会社に就職したあと、いつまで新入社員として扱われるのか気になりますよね。
入社して初めの1~2ヶ月は当然新入社員ですが、いつまで新入社員として扱われるのでしょうか。
年数が経った普通の社員と比べて、新入社員の間は少し特別扱いになります。
新入社員時代を振り返ると、あの時までは新入社員だったと感じることがあります。
そんな私が本記事で新入社員はいつまでなのかを解説します。
- 入社3年目までは新入社員
- 入社1年目はまだまだ新入社員
- 入社2年目は新入社員が終わりかけ
- 入社3年目は一応新入社員だがそろそろ卒業
- 新入社員は特別扱いされる
入社3年目までは新入社員
ひとくちに新入社員といっても、いつまでが新入社員なのか疑問を感じると思います。
結論として、入社3年目までは新入社員としても扱いが残ります。
かといって、入社1年目と3年目の新入社員が同じように扱われることはありません。
新入社員でも何年目かによって様々な差があるので、それぞれについて解説します。
入社1年目はまだまだ新入社員
入社1年目はれっきとした新入社員であり、下記のような特徴があります。
- 新入社員研修が多い
- 仕事内容をぼんやりと把握する
- 基礎的な業務に取り組む
- ミスをしても怒られない
- 残業がほとんどない
ひとつずつ詳しく解説します。
新入社員研修が多い
入社1年目は新入社員研修が多いです。
新入社員研修ではビジネスで使用する言葉遣いやマナーなど、基礎的な事項を習います。
研修では新入社員と関わる機会が多く、入社後すぐに同期と仲良くなるチャンスです。
研修時は残業がありません。
仕事内容をぼんやりと把握する
入社1年目は仕事内容を詳しく理解できず、ぼんやりと全体像を把握できる程度です。
新入社員研修が終わると実務の研修が始まり、最初は教育係の先輩の仕事を手伝います。
自分一人で業務を担当することはなく、先輩の仕事ぶりを見て仕事内容をざっくりと理解していきます。
最初はわからないことだらけです。
基礎的な業務に取り組む
入社1年目は高度な専門的な仕事は行わず、基礎的な業務を行います。
業務に必要な専門的な知識を補いながら、まずは簡単な資料作成などに取り組みます。
よほど業務内容とマッチしない限り、学生時代に学んだ専門知識を活用する機会は少ないです。
データ整理やコピー取り、ファイリングなどの雑務も多いです。
ミスをしても怒られない
入社1年目は仕事でミスをしてもあまり怒られません。
まだ仕事内容が深く理解できておらず、誰でも最初はミスをするので厳しく詰められません。
入社1年目のうちは失敗の予防策として、教育係の先輩に相談するクセをつけましょう。
同じミスは繰り返さないようにしましょう。
残業がほとんどない
入社1年目はほとんど残業がありません。
1年目は定時上がりの新入社員研修が多く、一人で担当する業務がないので残業が少ないです。
残業があるとすれば、工場研修や年度末の成果発表会の準備くらいでしょう。
ブラック企業は残業があるかもしれません。
入社2年目は新入社員が終わりかけ
入社2年目は右も左も分からない新入社員ではありませんが、まだ新入社員として扱われます。
入社2年目の新入社員は下記のような特徴があります。
- 新入社員研修が一通り終了する
- 自分の担当業務が決まる
- できる仕事が増えてくる
- 簡単なミスは許されない
- まだ単独では業務をこなせない
ひとつずつ詳しく解説します。
新入社員研修が一通り終了する
入社2年目になると、定期的に新入社員を対象として行われる研修が一通り終了します。
去年は定期的に顔を合わせていた同期ともなかなか会えなくなり、少し寂しさを感じるでしょう。
TOEICの点数や資格など、ノルマがある目標の期限が2年目まで、なんてこともよくあります。
私は英語資格の目標達成期限が入社2年目まででした。
自分の担当業務が決まる
入社2年目になると、自分が具体的に取り組む業務内容が決まります。
1年目の研修が終わり、プロジェクトや担当案件のメンバーとして加わることになります。
責任は重大ではありませんが、会社の戦力としてある程度の活躍が期待されます。
中には2年目から配属部署が決まる会社もあります。
できる仕事が増えてくる
入社2年目になると、自分ができる仕事が増えていきます。
1年目で得た基礎知識を土台とし、派生的にできる業務が増えていきます。
慣れも相まって新たな業務内容を理解するスピードも早くなり、できることが増えて楽しいかもしれません。
できる仕事が増えると仕事が楽しくなります。
簡単なミスは許されない
入社2年目になると、簡単なミスは許されなくなります。
入社1年目よりも仕事に慣れて任されることも多くなり、簡単なミスは防がなくてはなりません。
責任重大な仕事はまだ任されませんが、簡単な仕事でもミスなく遂行することが求められます。
ミスしないように確認するクセを早めにつけましょう。
まだ単独では仕事をこなせない
入社2年目になっても、自分一人で判断して仕事を進めることはできません。
簡単な繰り返し作業には慣れてきますが、仕事の方向性を決めるには相談が必要です。
勝手に判断して思わぬ損害につながるのを防ぐため、入社2年目までは先輩や上司に相談しましょう。
報連相が大切です。
入社3年目は一応新入社員だがそろそろ卒業
入社3年目になると新入社員としての扱いは薄れ、一応新入社員かな…という感じです。
入社3年目の新入社員の特徴は下記の通りです。
- 仕事の全体像を把握する
- 自分で判断して仕事を進められる
- 後輩に仕事を教えられるようになる
ひとつずつ詳しく解説します。
仕事の全体像を把握する
入社3年目にもなると、仕事の全体像を把握し始めます。
入社後2年間の業務で他部署と連携をとる経験から、仕事がどのように進んでいくのかわかるようになります。
全体像がつかめると、仕事をどのような段取りとペースで進めればいいか見当がつき、計画的に取り組めます。
全体の流れが分かると気持ちも楽です。
自分で判断して仕事を進められる
入社3年目になると自分で判断して仕事を進められるようになります。
入社後2年間の業務経験から簡単な判断ができ、毎回上司や先輩に相談する必要がなくなります。
しかし、自信過剰になって無鉄砲に判断するのは禁物で、悩んだときは上司や先輩に相談しましょう。
自分で判断できれば仕事がスムーズに進みます。
後輩に仕事を教えられるようになる
入社3年目になると、後輩に仕事を教えられるようになります。
入社1~2年目ではまだ仕事に慣れておらず、後輩に教えられることが少ないです。
3年目になると仕事に対する理解も深まり、後輩に様々なレクチャーができるようになります。
自分が新入社員のときに悩んだことが参考になります。
入社4年目はもう新入社員ではない
入社4年目になるともう新入社員としては扱われなくなり、呼ばれるとしたら若手社員です。
入社後3年間の経験で仕事内容もかなり覚え、一人でも仕事を進められるようになります。
ときにはプロジェクトや案件を一人で担当し、責任ある仕事を任されるようになります。
新入社員として扱われず少し寂しくなります。
新入社員は特別扱いされる
入社年数が長い社員と比べると、下記のように新入社員は特別扱いされがちです。
- 新入社員はミスをしても許される
- 分からないことを遠慮なく質問できる
- 仕事の責任が小さい
- 残業時間が短い
ひとつずつ詳しく解説します。
新入社員はミスをしても許される
新入社員のうちはミスをしても許される風潮があります。
故意や連発のミスはご法度ですが、一生懸命取り組んだ結果の予想できないミスは仕方がありません。
もちろん、ミスをして褒められることはありませんが、多少怒られるくらいで厳しく詰められません。
新入社員のうちにたくさん失敗して学びましょう。
分からないことを遠慮なく質問できる
新入社員のうちは仕事でわからないことを遠慮なく上司や先輩に相談できます。
新入社員時代が終わると、すぐに質問してくる社員は「自分で考えろ」と怒られます。
新入社員時代は分からないことが多いのは当たり前なので、遠慮なく質問して成長スピードを早めましょう。
新入社員のうちは自分で考えこまず、上司や先輩に聞いた方が早いです。
仕事の責任が小さい
新入社員のうちは仕事に対して責任が小さいです。
新入社員に責任重大な仕事は任されず、ミスをしても大きな責任を負うことはありません。
責任を取らなくていいので、経験年数が多い社員よりも気軽に仕事に取り組めます。
出世するとその分責任も大きくなります。
残業時間が短い
新入社員のうちは残業時間が短いです。
入社して間もない頃は新入社員研修や業務量が少ないことから、残業があまりありません。
その分残業代はもらえませんが、退勤後の時間を自由に過ごせます。
勤務年数が長くなると残業時間が増えていきます。
まとめ
本記事では新入社員はいつまでかを解説しました。
大きなくくりでとらえると新入社員は入社3年目までで、1~3年目のそれぞれで扱われ方も異なります。
入社4年目からは新入社員として扱われることはほとんどなく、若手社員として活躍を期待されます。
新入社員のうちはミスをしたり、質問したりしても許されます。
しかし、新入社員を卒業するとミスは許されず、自分で考えることが求められます。
ぜひ新入社員のうちに様々な経験を積み、会社の戦力となれる社員になりましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。