大学のサークルで役職って何がある?
こんな疑問を解決します!
こんにちは!よひと(@yohito_skrjm)です。
大学のサークルは学生主体で運営しているので、サークルの中で役職が存在します。
私は大学の4年間、2つのサークルに所属して楽しい大学生活を送りました。
そんな私がサークルの役職について解説します。
- 大学のサークルは学生主体の運営
- サークルの役職
- サークルで役職に選ばれる方法
- サークルの役職に向いていない学生
- サークルの役職経験は就活のアピールポイントになる?
大学のサークルは学生主体の運営
大学のサークル運営は学生が自主的に行う
大学のサークルは学生自身で運営されており、所属する学生が自主的に運営活動を行います。
高校の部活と違って顧問は運営に口出しせず、大学公認サークルとして印を押してくれるだけです。
サークル活動をしたい学生が立ち上げから運営まで、一貫して執り行います。
行動力が大学生らしいですね。
大学のサークルは2年生が幹事学年
中心となってサークルを運営するのは2年生であり、幹事学年と呼ばれていました。
高校の部活では最高学年が部長やキャプテンでしたが、サークルは下記の理由から2年生が幹事学年です。
- 2年生は大学の生活にも慣れてまだ忙しくない
- 3年生は授業が増えて就職活動も始まって忙しい
- 4年生は就職活動と卒業研究で忙しい
会長などのサークルの役職は、幹事学年である2年生のメンバーから選ばれます。
大学2年生が最もひまな時期です。
幹事学年が行うサークル運営の仕事
幹事学年は下記のようなサークルのイベントに関する準備や段取りを担当します。
- 新歓
- 合宿
- バーベキュー
- 大学祭
- スノボ旅行
- 追いコン
サークルを円滑に運営するためには同期との協力が必要不可欠です。
イベントが無事終わったら同期で打ち上げがあったので、仲良くなるきっかけのひとつでした。
逆に非協力的だと嫌われます。
幹事学年が終わったら楽しむだけ
幹事学年が終わった3年生以降は、サークルの活動をただ楽しむだけになります。
今まで自分が幹事学年で担当していた仕事は後輩の役割になり、適宜サポートしてあげましょう。
3年生以降にサークルを全力で楽しむために、幹事学年のうちは全力でサークル運営に協力しましょう。
自分が楽しむためにはまず人を楽しませましょう。
サークルの役職
大学のサークル運営は幹事学年の中から、役職に指名されたメンバーが中心となって行います。
私が所属するサークルには下記のような3つの役職がありました。
- 会長
- 副会長
- 会計
ひとつずつ詳しく解説します。
サークルの顔である「会長」
会長はサークルの顔となり、下記のような仕事を担当します。
- 他サークルとの調整
- 飲み会での乾杯の音頭
- イベント準備の指揮
私のサークルは100人以上のメンバーが所属しており、会長は大人数をまとめる役職です。
会長には発言力が必要であり、会長を経験すると団体の運営力が身につきます。
社会人になっても役立つ経験です。
会長を補佐する「副会長」
副会長はサークルのナンバー2となり、会長の仕事をサポートします。
会長の指示が通るように様々な根回しや影の準備を担当し、ときには会長の代わりを務めます。
副会長には人を支える力が必要であり、副会長を経験するとサポート力が身につきます。
会長は1人ですが、副会長は男女で1人ずつ、計2人いました。
サークル運営のお金を管理する「会計」
会計は下記のように、サークル運営で発生するお金に関する仕事全般を担当します。
- 合宿の見積もり依頼や手続き
- 大学祭の売り上げの収支管理
- 運営費用の収支を記録
会計は役職の中で最も重要と言っても過言ではなく、お金を扱うので責任重大です。
会計にはお金の管理能力が必要で、会計を経験すると実行予算作成や収支改善の能力が身につきます。
ちょろまかして自分の費用を浮かせられます(笑)
サークルで役職に選ばれる方法
サークルで役職に選ばれる方法は下記の通りです。
- 1年次でサークルのイベントに全参加する
- 幹部の先輩と仲良くなっておく
- 同期全員と仲良くなっておく
- 掛け持ちしていたらこっちが本命だと伝える
ひとつずつ詳しく解説します。
1年次でサークルのイベントに全参加する
役職に選ばれるためには、1年生でサークルのイベントに全参加しておきましょう。
2年生で役職に就いたらイベントの準備を主導するので、内容を知っている必要があります。
先輩は後輩を役職に任命するとき、1年次のイベント参加率が高い後輩を選びます。
イベントに参加していると先輩とも仲良くなりやすいです。
幹部の先輩と仲良くなっておく
役職に就くには1年生のうちに、会長や副会長のような幹部の先輩と仲良くなっておくと効果的です。
次の役職に後輩を任命するのは、現在役職に就いている先輩です。
知らない後輩を自分の後任に指名することはないので、仲良くなっておきましょう。
その役職の仕事内容を聞いておくと印象に残ります。
同期全員と仲良くなっておく
役職に就きたいのならば、1年生のうちに同期全員と仲良くなっておきましょう。
もし役職に就いたら、サークルの運営を同期と協力して行う必要があります。
後任を指名する先輩は、同期のみんなと仲が良くて慕われている後輩を指名します。
逆に嫌われていたら論外です。
かけ持ちしていたらこっちが本命だと伝える
サークルを掛け持ちしていたら、役職に就きたい方のサークルが本命だと宣言しておきましょう。
他のサークルがメインのメンバーを役職に任命してしまうと、本人も周りも迷惑してしまいます。
先輩はそれを回避するために、掛け持ちしているメンバーを選びづらいです。
メインのサークルで役職に就くなら掛け持ちOKです。
サークルの役職に向いていない学生
サークルの役職を経験するのは貴重な機会ですが、下記のように向いていない学生もいます。
- 学科の勉強が忙しい学生
- 就職活動に力を入れたい学生
- 経済的に余裕がない学生
ひとつずつ詳しく解説します。
学科の勉強が忙しい学生
実験や研究などで勉強が忙しい学科に所属する学生は、サークルの役職に向いていません。
サークルの役職に就くとサークルに時間を取られ、勉強時間が少なくなる可能性があります。
サークルの仕事でテスト勉強がおろそかになり、単位を落とした会長もいました。
サークルのせいで勉強に身が入らないのは本末転倒です。
就職活動に力を入れたい学生
入りたい企業があって就職活動に全力で取り組みたい学生はサークルの役職に向いていません。
本気で取り組む大学生の就職活動は、早くて2年生のインターンから始まります。
サークルの役職期間は2年生でもろにかぶり、時間を取られてしまいます。
将来が決まる就職活動の方が大事です。
経済的に余裕がない学生
サークルの役職に就くとイベント参加の出費でお金がかかるので、余裕がない学生には不向きです。
学費や一人暮らしにかかる出費を稼ぐアルバイトの時間を、サークルの仕事で削られるのもきついです。
サークルの役職に就いて仕事をしても、アルバイトのようにお金はもらえることはありません。
サークルは余分な時間とお金で楽しむものです。
サークルの役職経験は就活のアピールポイントになる?
サークルでの役職経験は就活のアピールポイントとしては弱いです。
私は仕事でエントリーシートを読みますが、サークルの役職経験を語る就活生は多く、印象に残りにくいです。
学生時代に頑張ったこととしてサークルについて記述すると、サークルで遊んでばかりと思われがちです。
ただし、会長として大会やコンクールで結果を残していれば、面接官も興味を持つのでアピールにつながります。
就活でサークルの話はしないほうが無難です。
まとめ
本記事ではサークルの役職について解説しました。
もしあなたが人前に出るのが苦手でも、サークルの役職をまっとうするのは良い経験です。
集団を代表する経験は成長のチャンスあり、社会人になって仕事で活きてくると思います。
サークル生活を楽しむのなら、ぜひ役職についてサークルを盛り上げてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。